OVE SONG (2001)


CAST

伊藤英明、仲間由紀恵、一條 俊、原沙知絵、津田寛治、坂本 真、三輪明日美、石堂夏央、奥貫 薫、長谷川朝晴、六角慎司、石倉 力、マギー、木下明水、坂田 聡、佐藤慎司

  

STAFF

監督/脚本:佐藤信介   :長澤雅彦

主題歌:尾崎 豊 「OH MY LITTLE GIRL」「FORGET-ME-NOT」

  

STORY

1985年、北海道。
レコード店の店頭に飾られていた尾崎豊のアルバム「十七歳の地図」が、松岡
(伊藤英明)と高校生の彰子(仲間由紀恵)のふたりを引き合わせた。アルバムの在庫はなし。店員の松岡は、店頭に出していた自分のアルバムを彰子に貸す。「ちゃんと返しに来いよ。」それがきっかけで、ふたりは話すようになった。
松岡は、いずれは自分の好きな音楽だけを集めたレコードショップを作りたい、クラシックから揃っているという意味で、店の名前は生きた化石=シーラカンスにしたい、と話した。自分の夢を熱く語る松岡に、彰子は想いを寄せるようになった。
だが、松岡は、突然レコード店を辞め、自分の店を開くために東京へ行ってしまう。彰子には何も告げずに、彼女の前から姿を消してしまった。貸したままの一枚のレコードを彼女の手許に残して…。

2年後、1987年夏、北海道。
レコード店のコルクボードに貼られた夥しい数のDMやチラシの中に、彰子は「シーラカンス・レコード」のDMを見つけた。
「東京にお越しの際は、ぜひ遊びに!」
それは、おととしの消印で、東京から来たものだった。DMの写真には仲間のスタッフと並ぶ松岡の姿があった。
彰子にとっては、高校生活最後の夏休み。彼女は東京へ行く決心をした。もういちど松岡に会うために。彰子の同級生哲夫(一條俊)は彼女のことが好きで、ずっとつきまとっていた。ひょんなことから一緒に上京することになった彰子と哲夫、ふたりの旅が始まる。

東京。ようやくたどり着いた「シーラカンス・レコード」は廃墟になっていた。「あの店って、いつ潰れちゃったんですか?」「2年前だよ。できて、2ヶ月ちょいしかもたなかったから。」彰子は、松岡のかつての仲間たちを訪ね歩くが、彼の行方は依然として知れなかった。そんな彰子に文句を言いながらも、哲夫は大都会の喧噪の中で、彰子のために松岡を探すことにのめり込んでいく。
松岡は都会の片隅で、ひっそりと生きていた。夢破れて、変わり果てた、その姿には希望に満ちた昔の面影はなかった。警備員として勤めるオフィスビルのショーウィンドーで、彼はディスプレー・アーティストの千枝
(原沙知絵)に出会う。

松岡は話す。
昔、磨り減るほど聴いた一枚のレコード、尾崎豊の「十七歳の地図」のことを。彼女にふられた時に、いつも自分の部屋で聴いていて、ふられたことが平気になっても、ずっと聴いていたから、最初は泣けていた曲も、そのうち元気になれる曲になったことを。彼女と話すうちに、次第に松岡は今の自分を見つめなおすようになっていた。

夏の終わり。
有明コロシアムで、尾崎豊のコンサートが開催される。彰子は会場で松岡に逢えるかもしれないと思った。それぞれの夢とあこがれと切ない想いが交叉して、たった一度きりの青春のバラードが、いまクライマックスを迎えようとしていた。

  

IMPRESSIONS

これは仲間由紀恵ちゃんが出てるし、尾崎豊の曲が使われてるらしいから見てみようかな?と思ってレンタルしてみました。仲間由紀恵ちゃんは大人っぽい役が多いせいか、高校生で、しかも制服着てる!のが新鮮で、とっても可愛かったです。まだまだ全然違和感ないし。違和感ないと言えば、共演の一條俊くんもそうですね。どう見ても高校生にしか見えなかったり。実際、撮影時は22才くらいだった筈です。
伊藤英明くんは、いつものように飄々としていながらも、最初夢を語ってキラキラしていたのが、一度挫折したのを引き摺って生きているような虚無感がよく出ていました。原沙知絵ちゃんは本当は「お水の花道」のような役がいいな〜と思うのですが、どうしても強い女っていうかあんまりかわい気の無い役が多い気がするのは私だけかな?今回の千枝も虚勢を張ってる感じで、あんまり好きになれない役でした。ただ単に羨ましいだけだって話も・・・
中盤からそれぞれ2人ずつの話になりますが、仲間&一條コンビの会話というか間がとっても微笑ましいです。特に一條くん!女の子に対して不器用な感じがすごく上手かったし、見てて思わずニヤニヤしちゃいました。

肝心の松岡と彰子は最後までずっとすれ違いだったけど、終わり方はきっとあれで良かったんでしょうね。

  

MARKING

★★★★

 

 

 


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